■工作室(製作44)■  (1)機体の組立て

ロッキード P-38J
ライトニング
ハセガワ 1/72


ハセガワの古いもので、パイロット人形付きです。双発ですが単座の戦闘機なのでとても小さい、シンプルな構成のキットです。展示館の「P-38」がフライト・ポジションモデルの初期のものなので、リニューアルしようと製作しました。
  

■脚を引込み状態にする
P-38は戦闘機としては珍しい、前脚(ノーズギア)を装備しています。1枚扉のせいか、キットのままで、ほぼフィットしました。前輪収納部にエポキシパテを詰めて扉を被せ、周囲にさらさらタイプの接着剤を毛管現象で流し込んでの固定です。
  

■左右胴体の組立て
後の作業性を考え、モーターの取付けはあとで行うことにして、先に左右胴体を組み立ててしまいました。
先に左右胴体を組み立ててしまいましたが、後述のように、この段階でモーターを組み込んでおくべきでした。

■主脚扉の工作
キットの扉はあまりにもガタピシなので、使用は止めて、プラ板を重ねて貼り付け、整形しました。

 
■胴体と主翼の結合
主翼は、中央胴体上部を含む左右翼一体の上面部品と、左右の外翼下面部品、中央胴体下側を含む内翼部品、の3点から成っています。水平尾翼は矩形翼で胴体にある取付け穴を貫通できるので、まず翼上面部品に外翼部品だけを接着して、左右胴体を片方ずつ取付け、完全に固着してから、水平尾翼を挿入して接着しました。
内翼・中央胴体下面部品は、スタンド・アームを取付け、モーターへの配線を済ませて、から一体化します。
  

■スタンド・アームの取付け
内翼下面と一体の中央胴体下側部品にスタンド・アームを取り付けます。エポキシパテとプラ板で固定しました。