■工作室(製作43)■  (2)電飾部の工作

●電飾部の工作●
  
■翼端灯取付け穴の穿孔
翼端部がかなり薄く、1ミリ径の光ファイバーがぎりぎりのところです。主翼上下部品の厚さが(翼型の関係で)異なるので、光ファイバーが翼の厚みのほぼ中央にくるように、注意深く内径1ミリの穴を開けます。上側部品のほうが厚いので、こちら側に基準の導孔を設け、ある程度ヤスリが通るようになってから上下部品を重ねて、翼厚のセンターを狙って穴を拡大するとやり易いようです。

■発光ユニットの取付け
発光ダイオード(3ミリ径赤・緑)と光ファイバーの結合して、翼上面部品に取り付けます。固定はエポキシパテを用いました。 【参考:LEDと光ファイバーの結合】
1/144ということもあって翼内の上下スペースが狭いので、LED部は胴体内へと思ったのですが、光ファイバーの取り廻しの関係と作業のし易さを考慮して、主翼内面を少し削って無理やり主翼内に設置しました。

点滅灯
3ミリ径の赤色LEDの先端部を細く削ってそれらしくしました。点滅は、トランジスタ2個、コンデンサと抵抗各1個を使用した簡単な回路(3Vで動作)です。主翼との結合時の作業性を考慮して、2Pコネクターを使用しました。【点滅回路について】

●上下主翼部品の結合
スタンド・アームを取付け、主翼下面部品にモーターへのリード線を配線しておきます。モーターは、電飾とは別の電源として、4つとも並列接続で1.5Vで動作させることにしました。マイナス(−)を電飾との共用にして、モーターと電飾の各プラス(+)の3本のコードをスタンド・ベースへ導きます。

 
点滅回路はスペースの関係で、プラ板による基盤を設け、後ろ側を斜め上方に持ち上げて、立体的に取り付けています。

●翼端灯と点滅灯
このように拡大してみると、翼端灯の不揃いが気になりますが、そう目立ちませんでした。また点滅灯のマスキングの剥がし残しがありました。