■工作室(製作18)■  (2)主翼・胴体の工作

●主翼の工作●
 
■主脚引込状態への工作
主脚カバーの部品を格納位置へサンドペーパーなどで調節しながら埋め込みます。主輪の位置あたりに適当な厚さのプラ板片を付けておくとやりやすいようです。左右が終わったら両翼下面の着陸灯の透明部品を取り付け、主翼上部品と一体化します。着陸灯部主翼上面内側にアルミフォイルを両面テープで貼りました。いくらかでも雰囲気をというわけです。

■機銃穴の閉塞
練習機なので機銃は搭載していないようですから伸ばしランナーでふさぎました。後縁附近のふくらみは、箱絵ではそのままだったので、そのまま生かしました。
注:パッケージのイラストでは、機銃口が塞がれていたのですが、取説によれば、どうも機銃を搭載しているようです。ランナーで塞いだのははやとちりのようでした。

■スタンドアーム取付部の工作
スタンドアームを受けるために、機体側に4ミリΦの真鍮パイプを0.2ミリ厚の銅板にハンダ付けしたものを取り付けておきます。

■配線用の開口
カウリングと主翼の付く部分を切り取ります。ここを使ってモーターからのリード線を配線します。開口予定の周囲に、ドリルで穴を連続してあけ、ラジオペンチで強引にねりじとり、そのあとカッターで整形しました。

左右胴体バーツに水平尾翼を取り付け、コクピット内部とコクピット部品を塗装(黒色塗装としました)し、左右を一体化します。
胴体の組立が終わったら、主翼を取り付け、主翼側からリード線を挿入してモーターと結線します。

■パイロットの搭乗
レジン複製のパイロットを2名搭乗させました。カウリングを取り付け、これでほぼ下地の完成というところです。コクピットの中央部には、キャノピーをまたいだ前方視認装置のやぐら(教官用ペリスコープ)がありますが、これは0.2ミリ厚の銅板と黄銅線をたたいて平たくしたもので作り、交換しました。