■工作室(製作11)■  (3)塗装から完成まで

●キットに入っていた、塗装済のキャノピー
ランナーに付いたままで塗装していることと、塗装が剥げている部分があるため、若干のレタッチは必要ですが、概ね良好といえます。前なら、このようなものには手を出さなかったと思うのですが、「フライト・ポジション」モデルを作るようになって、省ける手間はなるべく省く気持が生まれたためか、大歓迎と感じるようになりました。

■金属化
例によって、壊れやすいアンテナ支柱は黄銅線(0.4Φ)を曲げ、ハンダを盛って成形したものと交換しました。ついでに爆弾投下装置も黄銅線(0.8Φ)でそれらしく作り直しました。

■塗装
まずキャノピー全面にマスキングをしてしまいます。マスキングテープを細く切ってカーブになじむように段々に張り付けていくとやりやすいようです。接合面など、ラフにサンディングしたままなので、全体にグンゼの下地剤(グレー)をスプレーしてごまかしました。下面のライトグレー、上面のネイビーブルーをスプレー、デカールを貼ってクリアで仕上げています。キャノピーの塗装がないと進行が早くて気持が良い。

■スタンドアームの取付け
急降下爆撃機の感じを出すため爆弾はなんとしても懸吊させたかったので、スタンドアームは変則的なものとなってしまいました。ちょっとうるさい感じがしますが、3ヶ所で機体を保持しています。
配線の終わったスタンドの電池収納部。単4×3本用です。並列ですからかなりの容量となります。(電池の接点は銅テープ)

プロペラを取り付けてようやく完成。キャノピーが分割されているので、開の状態にしても良かったような気もします。