■工作室(製作39)■  (2)機体内部の工作

■主脚部の工作
30トン近い重量を支えるタイヤは1/72でもさすがに大きく、キットでは左右2パーツに分かれています。タイヤ収納部深さとタイヤ径から、主翼上面部品の内側にプラ板を貼り、その上にエポキシパテを盛ってタイヤの台座としました。主脚柱は引込み状態(ほぼ水平)に取り付け、支柱をそれらしく折り畳んでセットしました(ただし、主翼下面部品を取り付けるとほとんど見えなくなります)。

■胴体内部の工作
胴体前部のインテリアを組み込み、胴体側面に突出する機銃の銃座設けて、機銃をセットします。12.7ミリ機銃は8ミリ黄銅線、機首の7.7ミリ機銃は6ミリの黄銅線で作り替えました。上部旋回砲塔は取外し式で、左右胴体の結合時は外してしまいます。尾輪はキットの箱型の窪み部を切り取りって引込み状態にしました。(右写真は機尾銃座に追加した射手)

■上部・下部回転銃座
胴体上部の銃座は、機銃の銃身を金属に変えるとともに銃座の形状に少し手を加えました。機体側にパイプを設けて銃座の下に設けた真鍮棒をその穴に差し込むようにして、銃座の回転と取外しを可能にしています。下部銃座は機銃の銃身を金属に変えただけでそのまま組み立てました。