■工作室(製作2)■  (2)主翼・胴体の組立て

■ピトー管の取り外し
主翼に付いているピトー管をカッターなどで切り取り、これを参考に金属パイプなどで複製を作ります。(外径0.8ミリΦ、内径0.4ミリΦの真鍮パイプと0.4ミリΦの黄銅線を使用)


■主翼の組立て
主翼の空気取り入れ口のパーツを塗装し、主翼下側部品に取り付け、接着剤を裏側から塗るようにして接着します。(写真上左)
主翼上下側部品に接着剤を塗り、組み上げます。

■スタンド支柱取付け部の補強
スタンド支柱取付け部の補強を主翼中央部に行います。取付け面がカープしているため、1ミリ厚のプラバンを使用し、下側は5ミリ幅、その上に10ミリ幅と2段にしました。接着剤をたっぷり使用し、ガッチリと固定します。

■脚カバーの組立て
飛行姿勢にするため、脚は折り畳んだ状態にします。脚の引っ込み部にねんどを詰めて、その上からジクソーパズルの要領で脚カバーを組み込み、サラサラ接着剤を隙間に流すようにして接着しました。表面は、粘土の量を調節して、主翼外面と面一(つらいち)になるようにします。
地上姿勢がメインのキットの場合、収納部と多少寸法が違いうまく納まらないことが多いのですが、このキットはほとんど調整なしで、脚カバーを組み込むことができました。


■アンテナ支柱の工作
0.4ミリΦの黄銅線を曲げてアンテナ支柱を作りました。エポキシ接着剤を塗って整形してアンテナらしくしました。
機体片側にプラ板で補強して取り付けましたが、ここまで頑丈にする必要はなかったような気もします。

■水平尾翼の取付け
左右の胴体を接着する前に、水平尾翼を取り付けます。水平尾翼外周を整形し、胴体内側からたっぷり接着剤を塗って固定します。外側からサラサラ接着剤を接合部に染み込ませて、取付け強度を高めました。垂直尾翼と直角になるようにていねいに調節します。

■左右胴体の結合
アンテナ支柱、水平尾翼を取り付けた左右胴体を結合します。
コクピット部品は、コクピットの開口部が大きいので、あとでベタベタとハケ塗りすることにして、未塗装のまま組み込みました。
■尾輪収納部カバーの接着
飛行状態にするため、尾輪と着艦フック収納部のカバーを閉の状態に接着します。着艦フックは塗装後に取り付けます。