■ 工 具 箱 ■  (1) 切る・削る−1

●ナイフ類●
■カッターナイフ 大・小
今は切り出しナイフの代名詞のようになった感がありますが、もともと印刷所での版下作業用に開発されたものです。模型飛行機マニアがバルサ材の切り出し用に利用しだしたりして、ポピュラーなものになりました。
ステンレスの替え刃もあり、こちらは少し高いですが、錆びにくく切れ味もながもちするので試す価値ありです。  

 
■鋭角刃先のカッターナイフ 通常のものより刃先が鋭角なので、マスキングの切り抜きなど繊細な作業に向いているようです。

■替え刃式メス 切れ味は抜群です。刃が大のほうは、刃先上辺にも刃が付いているので取り扱いに注意が必要。

■切り出し
上:使い捨ての「切り出し」の替え刃を自作のベニヤ製ホルダーに取付けたもの。軽いホルダーが使いやすく便利です。
下:細かな作業用に購入しましたが、刃先の角度の関係であまり使用していません。
上の「替え刃式メス」のようにカープを持った刃で、同様に切れ味も良いです。ただ、カッターの重さを利用するものなのか、ホルダーがとても重いので、使い勝手がいま一つというところ。

■カミソリ ひげそり用ではありません。……昔、模型飛行機製作用に購入した「片刃」のカミソリです。背にアルミのホルダーが付いていいて、また刃の部分がボール紙で一枚一枚カバーされているので保管時には安全です。米国製で、向こうでは、当時はまだ刃を折るタイプのカッターナイフが入手できなかったようで、100枚ものセットでした。

サークルカッター 刃が円盤状のカッターで、上から押しつけるように刃を転がしながら切るため、布など腰のない柔らかいものの切断に便利です。
刃の直径は、上左が17.5ミリ、右が60ミリ。

自作切り出し 自作のミニ刃の切り出しナイフ。1.5ミリΦのピアノ線で作りました。刃幅が狭いため、Rの付いている部分の整形に重宝しています。

スリーブカッター デザインナイフの一種で、パイプ内に仕込まれた刃が、キャスターの原理で刃先が自動的に進行方向に向くタイプす。テンプレートを使って円や楕円を切り抜くとき、テンプレートのカーブに沿って刃先が動くので、スムーズに切り取ることが出来ます。
テンプレートを使ってリング状に切り抜くときのセンター合わせは、切抜き対象に十字の線を描き、テンプレートのセンターガイドと合わせるとほぼ正確にできます。

■サークル・カッター
円を切り抜くための道具です。当工具箱では、塗装時のマスキングシートの切り抜きが主な用途になっています。
左上:通常の形式のコンパス式サークルカッターです。コンパスの鉛筆芯の付く部分にカッターの刃が付いています。(写真ではなぜか針がやたら飛び出ていますが、刃物とほぼ水平にして使用します。) 左下:小型のデバイダーの片方に1ミリΦのピアノ線から作った刃を取付け、10ミリΦ以下程度の円を切り抜くときに使っています。右:大きな円を切り抜くとき用ですが、プラスチックモデル工作用としては、あまり使い道がありません

■平ノミ
左:超小型の平ノミ。なんか使えそうだと思ったのですが、切れ味もいまひとつで、現在のところほとんど使われない状態です。
右:替え刃式の平ノミ。ベニヤ板などを切り抜くのに便利です。刃の両側に拡がる羽根のような部分は、テコの応用で刃先に力をかけるためのもの。3〜4ミリ厚程度のベニヤ板なら、ハンマーなどを用いなくても、楽に切り抜くことができます。……現在は、残念ながら、替え刃とも製造中止になっています。

■砥石
右上:仕上げ用、右下:荒砥、中:ダイヤモンド砥石)
切れ味の鈍った使い捨の刃先でも、すこし研げば、まだしばらく使えるものです(写真中のダイヤモンド砥石が簡便でよい)。 荒砥と仕上げ用の2種類でたいてい間に合います。自分に合ったカッターの自作にも有用です。
下:ベニヤ板とアイスの棒で作った砥石の作業台。左端右は、その裏面で、ゴムの滑り止めを設けています。