●アブロ・ランカスター Mk1 爆撃機●

■アブロ・ランカスター Mk1 爆撃機
キット:1/144  ミニクラフト
モーター:6ミリΦ×4
スタンド:箱型、単4×3

主翼下面と胴体下半分が黒色塗装というせいもあるでしょうが、仕上がったモデルは、いかにも鈍重そうな感じです。この「アブロ・ランカスター」は、双発のアブロ・マンチェスターの翼幅を延長して4発としたものだそうで、主翼強度の関係か、外側と内側エンジンのプロペラが、前後にギャップを設けて、先端が重なった位置にあるのが、興味深いところです。
むかし、雑誌の写真で、どなたかが作った「ダムバスター(ダム攻撃型)」に大きなドラム型の爆弾を懸吊した作品に瞠目したことを思い出しました。このダムバスター型の「開発〜作戦に使用」を映画化したものが『暁の出撃(The DAM BUSTERS)』です。
キットのプロペラ取付けは、エンジン側から軸を出す方式です。初期に手がけたものなので、プロペラ軸は、ほぼキットのプロペラ軸と同じ径の真鍮パイプを使い、その内側を削ってモーター軸に接着し、エポキシパテでプロペラに固定しています。キャノピーは、キットのクリヤーパーツが良くなかったこともあり、先の「二式大型飛行艇」と同様に、機体塗装後、銀色+クリヤーブルーの塗装で表現しました。